瀬戸内オリーブ基金

子どもたちへの環境教育(豊島・ゆたかなふるさとプロジェクト)

Posted on 2021 年 3 月 12 日 in オリーブ基金の活動

     

    

豊島小中学生とのツツジの管理委託と植栽

     

     

豊島・ゆたかなふるさとプロジェクトの国立公園の原状回復作業の一環で、

2018年度から豊島小中学生へのツツジの苗木の管理委託と植栽活動を続けています。

      

     

どうしてツツジを植栽するのか?

   

   

   

国立公園の原状回復作業、植生回復作業では、小さな木や土に埋もれている種に光を当てるために、

草を刈り、外来種の撤去する作業を岡山大学や企業ボランティアと協働で進めてきました。

しかし、種が小さく、芽が出てもなかなか大きくなれないツツジなどは厳しい環境では生き残れず、

自然に生えてくるまで、とても時間がかかることが明らかになりました。

     

 

そこでツツジの苗木を植えるために、豊島内で採取したツツジ種を岡山大学の整った環境で発芽させ苗を作り、

その苗を1年間、豊島の小・中学生に育ててもらっています。

そして春に1年間育ててもらったツツジを原状回復作業地に自分たちの手で植栽してもらっています。

小さなツツジを育てていくことの難しさや、大きくなっていく楽しさを通して、

子どもたちに自然の大切さを伝えていこうと活動を続けています。

       

   

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