瀬戸内オリーブ基金

【活動報告】豊島のツツジ・ボランティア・スナメリ調査

Posted on 2024 年 4 月 3 日 in NEWS

暖かい陽気の中、豊島にも多くの観光客の方が訪れています。

1月から3月の瀬戸内オリーブ基金の活動をご報告します。

 

活動報告① 豊島のツツジが咲き始めました

瀬戸内オリーブ基金は岡山大学と協力し、産廃跡地付近の植生回復調査を行っています。

1月、今年から育て始めるツツジの種を採取してきました。

成長の遅いツツジは、種を取ってから植えられる大きさになるまで、まず岡山大学で育てられ、その後豊島の小中学校で生徒の皆さんに育ててもらいます。


今回採取したツツジの種が育ち調査地に植えられるまではなんと3年もかかります! 豊かな自然が回復するのにはどうしても時間がかかります。

現在、これまでに植えたツツジが順調に開花しています。

引き続き成長を見守っていきたいと思います。

活動報告② 法人ボランティアの活動報告

2月に法人サポーター2社が豊島でのボランティア活動に来てくださいました。


◎NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(廃車王):2月1日~2日
植生回復の調査地で新たな木を育てるため、山から土を掘り運搬しました。運んだ土に含まれる種子のうち、この環境に適したものが芽吹き、木が生えます。

木が成長するまで、定期的に草刈りなどのボランティア活動を行っていきます。

そうすることで、この調査地に豊島の多様な植生が回復していきます。

 

◎ユニクロ・ジーユー((株)ファーストリテイリング):2月21日~22日
産業廃棄物の不法投棄跡地での学習、岡山大学調査地でのツツジの植樹。豊島の産業廃棄物の問題を切り口に循環経済を考えるサステナビリティ研修を行いました。

一年前に豊島の小中学校に預け、育ててもらっていたツツジ20本を植えました。

あいにくの雨で豊島の小中学生は植樹に参加できませんでしたが、

ユニクロ・ジーユーの社員の皆さんが気持ちを込めて植えてくれました。

ボランティアに参加してくださった皆様、ありがとうございました!

活動報告③ 豊島でスナメリの調査をしています

オリーブ基金の助成団体「牛窓のスナメリを見守る会」は、今年から豊島近辺に住むスナメリ(ナメソ)の生息状況を調査しています。

写真提供:牛窓のスナメリを見守る会 

牛窓のスナメリを見守る会↓

牛窓のスナメリを見守る会 | 瀬戸内海に暮らすクジラの仲間「スナメリ」について観察や調査を行っています。 (beautiful-setonaikai.jp)


スナメリは瀬戸内海にも生息する小型のクジラです。

豊島では春・秋によく見かけられます。

この調査はスナメリが豊島のどこに、何頭生息するか(もしくはしないか)を調査する初の試みです。
調査にはドローンを使用し、海沿いを囲むように飛ばして撮影を行います。
現状まだ映像では確認できていないということですが、今後の調査に期待です。

瀬戸内海でスナメリ(ナメソ)の目撃情報がありましたら、見つけた場所・日時などの情報を見守る会にお寄せください(TEL: 0869-34-9300)。

グーグルフォームはこちら↓ 
瀬戸内海のスナメリ目撃情報 (google.com)

2023年度産オリーブオイル販売

現在、2023年度のフレッシュオリーブオイルを販売中です。


豊島内では豊島マルシェや、美術館で販売している他、オンラインではオリーブ基金のBASEでもご購入いただけます。

ぜひ一度ご賞味ください。

オリーブ基金BASE→ https://teshimaolive.thebase.in/

  

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